精神世界のこと

今年に入ってから、オーディブルでオーディオブックにハマっている。

本は嫌いではない。むしろ読みたかったのだが、日々の忙しさを言い訳にして買っても積ん読状態である意味満足していた。

だが、オーディブルを始めてから、

1月:5冊

2月:3冊

3月:4冊

4月:5冊

5月:現在8冊目を読んでいる

今までは月に1冊も読んでいなかったのに、通勤中や帰宅中に読むことで一気に本を読む時間が増えた。

本を読むと必ず気づきがあるので、それを実践するためにアウトプットもしている。

今月はミニマリストや片付け関連の本を読み漁っているが、数を読むようになってくると、ドンピシャの本でなくてもちょっと読んでみようかという余裕が生まれてくる。

今月はもう8冊目とういことで、「全捨離」の本を読み始めた。開運YOUTUBERの人が書いた本らしい。商標登録もしているとのこと。

元々スピリチュアル系は少し苦手だ。世間一般のイメージかも知れないが、やはり胡散臭いイメージがある。見えない世界のことを信じるというのはやはり科学的ではないので、現代においては理解されにくい部分がある。

しかし、昔から人間は見えないものを信じないと生きてこられなかった。宗教が今でも科学と並んで世の理を作っていることは周知の事実だ。なので、あまり毛嫌いするのも良くないのかと思い直した。

「全捨離」は「断捨離」のもっと激しいものだ。とにかく有無を言わさず使っていないものを8割捨てろという教えらしい。

ちょっとぶっ飛んでいる。普通の人にはまず出来ないだろう。でも全捨離をすると「運気が上がる」と書かれている。

「運気」という言葉自体がちょっとこそばゆい。僕は元々バリバリの理系人間だ。なので特にそういう話には敏感だ。根拠のないものは信じない質だ。

でもふと立ち止まって考えてみると、5月からミニマリストを目指して家のものを大量に捨て始めた。8割とはいかないが、45Lのゴミ袋で13袋を一気に捨て、その後も継続して捨て続けている。まだまだ道半ばだ。

最近、妻のお姉さん(足に障害がある)が長年就職活動をしていたのだが、ようやく就職が決まったという話があった。また、義理のお姉さんが若くして乳癌が発覚し、数年前に片側の乳房を切除したのだが、それが転移せずに感知したと連絡があった。このような話が一気に入ってきたのは偶然だろうか。

今は200年に一度の「土の時代」から「風の時代」への大きな変革期にあるらしい。

「モノの時代」から「情報の時代」へ

「ハードウェアの時代」から「ソフトウェアの時代」へ

こういった世の中の大きな流れは意識していないと見落としてしまう。しかし見えている人には見えているのだろう。その片鱗はそこかしこにあるように思われる。方向性としては間違っていないだろう。AIが人間の脳に近づくにつれて、心の中が解明されていく。見えないものが見える化されていく時代だ。

僕たちは昔の人が見えないものを科学としてなら信じることが出来る。電話なんて、昔の人からしたらただのテレパシーだ。超能力だ。しかし根拠があるから、実際に使えるから、特に疑うこともなく、電話の繋がる理屈も知らずに信じて使っている。考えると不思議なものだ。

今根拠のないものでも10年後は当たり前になっているかも知れない。

これからの風の時代において、より精神的な世界が大きくなっていくだろう。世界の最先端のマグニフィセント・セブン達がこぞって禅や瞑想に夢中になっているのにはそれなりの理由があるのだろう。

精神世界について、もっと学ぶ必要がありそうだ。