片づけでとくめく。

おはようございます!

今日は「こんまり」こと近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」をオーディブルで読み始めたので、少しアウトプットしてみます。

最近色々なミニマリスト本を読み漁っていると、こんまりさんの事もよく出てきます。最近まで、片付けの人、くらいのイメージしかなかったのですが、少しググってみると、今や「世界のKONMARI」。アメリカで片付けを意味する「Kondoing」という造語が作られるほどの、最も有名な日本人の一人なんですね。

「人生がときめく片づけの魔法」が出版されたのが2010年とのことですので、実に15年前の本です。読んでみると、こんまりさんの人間性が際立っており、片付け法が付け焼き刃的なものではなく、長年培われて編み出された方法だということが良く分かります。5歳のころから主婦雑誌「ESSE」を読み漁り、学生の頃は世の中の片付け本を全て読み漁るなど、片付けオタクを超えて、片付けの申し子、とでも言うのでしょうか。とにかく昔からいい意味で普通の子ではなかったんだなという事がよく分かります。

19歳で片付けコンサルタントとして起業するあたり、相当独自の考え方があったんだろうと思わされます。その人柄エピソードでまずはぐっと心を掴まれるので、読み物としても引き込まれます。僕は郵便ポストに投函しに行く時に少し聞き始めたのですが、続きが気になり遠回りして近くの大きな公園を1週散歩して帰ってきたくらいです。笑

聞いているとこんまりメソッドはシンプルで分かりやすく、本質をついています。

ステップは2つだけ。①モノを捨てる ②モノの場所を決める

え、これだけ?と思いましたが、これくらいシンプルにするからこそ、際立つんですね。ミニマリストの削ぎ落として残ったものが強調されるといういい例だと思います。

この順番は逆にしてはいけない。必ず①の捨てる、が終わってから、②の場所を決める、をやらないといけないと言われていました。

後、なるほど、と思ったのは、捨てるときは「場所別」ではなく、「モノ別」で捨てる。ということ。

確かにこれはやりがちだな、と思いました。クローゼットの中を片付ける、とか、物入れを片付ける、とか。

でも、服はクローゼットの中に全てある訳ではなく、玄関や別の収納場所にあるケースも多いと思います。

トップスならトップスで、家中の物を全部出してみて、捨てる判断をする方がいい、とのことでした。シンプルですが奥が深い。

実際に悩み抜いた結果編み出された手法なんだとこんまりさんの一次情報が詰まった集大成なんですね。

こんな人の人生を掛けて編み出した方法を読めるって、やっぱり本って素晴らしい。

本日もお読み頂きありがとうございました。