今日は自宅でテレワークをしていた。
朝からなぜか気分が乗らずにもやもやしていた。昨日家のものを大量に捨てて家の中も心の中もすっきりしているはずなのに、頭の中はなぜかもやもやしていた。もやもやの原因が分からずに余計にもやもやするので、外へ出て少し散歩をした。
家の外を歩きながらもやもやの原因を探ったが、それはふわふわとしてつかみどころがなかった。仕事でお客さんとAMの打ち合わせがあり、終わったらいつも以上にぐったりとしていた。
妻が昼から仕事に出かける前に簡単な昼食を作ってくれた。昼食を食べ終わったあたりで、ふと「会社を辞めようと思うんやけど、どう思う?」と聞いてみた。
本当は今日話すつもりではなかった。しっかりとタイミングを見て話すつもりだった。いつかちゃんと話さないといけない、とは思っていたけれど、それがたまたま今日になった。
妻はそんな事は分かってるよと言わんばかりに「辞めたいなら辞めたらいいんじゃない?」と言い「いつ辞めるの?」「できれば今年」「どうせ辞めるなら早く会社に言った方がいいよ」とアドバイスをくれた。
今までもいつか辞めるという話はしていたので妻もある程度覚悟はしてくれていたようだ。会社を辞めるというのは大きな決断だ。家族を路頭に迷わせるかもしれない。だからこそ、なかなか一歩踏み出すのは勇気がいる。
今までは自分の中だけで考えていたことを、具体的なアクションとして自分の外へ吐き出したというのが大きな一歩だ。妻の理解は何よりも最も重要なものだ。
そして、それをしたことで、自分を追い込んだ。自分の中で本当に覚悟が出来ているのか、自問自答が続く。もう動くしかない。上司へそれを伝えたら、もう動くしかない。