会社に辞めることを伝えて2日経って気付いた事がある。まだ実際に辞めるのは半年以上先だ。まだまだ仕事的には通常モードだ。やることもたんまりあるし、残業もする必要があるだろう。でも、気分は伝える前と比べて非常に清々しい。そして頭の中は非常にクリアだ。
なぜこんなに頭の中がクリアなんだろうと考えてみたが、それはやはり自分の中で大きなウェイトを占めていた最重要課題が一旦の解決に至ったというのが大きい。
日々のやるべき事が多いことはノイズでしかない、というのが率直な今の思いだ。確かにやるべきことは多いが、全く気にならない。日々のやるべき事(=雑用)はそれ自体がストレスなのではなく、その雑用のせいで最重要課題に取り組めていない、ということがストレスなのだ。
大きな問題自体は認識しているけれど、今は忙しいから、ちょっと落ち着いたらじっくり取り組もう。そう考えがちだが、本当は日々の雑用を放っておいてでも最重要課題に取り組むべきなんだ。時間を作って、その最重要課題に向き合うべきなんだ。
「言語化の魔力」(樺沢紫苑著)に良いことが書いてあった。問題は、解決しなくても、解決方法を認識するだけでもストレスは消えるらしい。実際に会社を辞めていなくても、会社を辞めると伝えたことで、気分は爽快だ。今は実際に行動に移し始めているが、会社を辞めたい、と思っている状態から、こういう条件が揃えば会社を辞められる、という解決方法が見えた時点である程度のストレスは確かになくなっていた。
「7つの習慣」の第3の習慣『最優先事項を優先する』というのはこういうことなんだろう。