おはようございます!今日は「モノが勝手に減っていく7つの質問」の5つ目になります。
5つ目は「大富豪思考」です。
もし自分が大富豪だったら、これを買うだろうか?と考えてみるのです。
面白いですね。もしお金がいくらでもあったら、というと漠然としているので、大富豪という具体的な人物を思い浮かべるのがいいと思います。
どれくらいの大富豪かは問題ではありませんが、具体的に考えたほうがイメージしやすいので具体的に考えてみます。
例えば自分の事業が成功して、資産が1億円に到達した、と考えてみます。
目をつぶって、一度その資産1億の自分をイメージしてみて下さい。例えば銀行口座には2000万円位、証券口座に5000万円、3000万円相当のマンションを1部屋所有している等何でも構いません。
高かったから捨てにくいモノ、に対してこの考え方は効果絶大です。
この昔買った全然使っていないコート、高かったんだよなーというものでも、たった10万か、捨てよ、と思えたりします。
捨てるかどうかに、本来金額は関係ないのです。フォーカスすべきは「今必要かどうか?」です。
ただ、買った時に高かったもので、今必要ないものは、元を取っていない感があるので、捨てるのをためらってしまいがちですよね。分かります。
でも、元を取る必要なんてないのです。
こんまりさんの本でこんな内容のことが書かれていました。
私達は日々、いろいろな人と出会うように、色々なモノとも出会います。出会う人全てと親密な関係になるわけではないですよね?モノも一緒です。出会う全てのものと親密な関係になる必要はないのです。人でいうと、10人に一人仲良くなれば多い方じゃないでしょうか?最初はいい人だと思っていたけれど、ちょっと仲良くなると、その人の嫌な部分が見えてきて、この人とは馬が合わないなーと感じると、その人とは疎遠になりますよね。
モノも、その時はいいと思って買ったとしても、実際に使ってみると、合わないなーということもあります。そういう時は、自分はそういうモノとは合わないということを分からせてくれた、というのがそのモノの役割なのです。その時点でそのモノの役割は終わっていると考えると、全然使っていなくても、気にする必要はありません。合わないと分からせてくれてありがとう、今後、こういうものは買わないでおこう、と思うことが出来ます。それに対してありがとう、と感謝してお別れすればいいのです。
合わない人と無理して付き合う必要がないのと同じで、合わないモノだと分かれば、無理に使う必要はありません。嫌々使われるのはモノにとっても嬉しくないはずです。
モノも自分を大好きな人に使ってもらうほうがきっと幸せですよね。
「そのモノ、今のあなたに本当に必要ですか?」
本日もお読み頂きありがとうございました。